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アメリカから来た研究者のビルさんがマクドナルドと間違えたのは、マクドナルドの下階に入ったすき家。確かに看板の色使いは赤、黄、白の3色で似ていますが…。すき家の店員に「バーガーはない」と言われ、追い込まれたビルさんはどうしたのでしょう?小澤准教授からビルさんを紹介してもらい、話を聞きました。

建物全体がマクドナルドに見えた
ーーどうしてマクドナルドだと思って、すき家に入ったのでしょう?

「建物全体がマクドナルドだと思ったんです。(マクドナルドとすき家)どちらの店舗も同じ色使いだったことが私を混乱させました」

ーーマクドナルドとすき家の入り口は、そんなに似ていましたか?

「『2階はマクドナルド』と記された看板を見たことがあり、なんらかの理由で2階に追加の座席がある、と受け止めました。今回のようにマクドナルドが他の飲食店と同じ建物に入ることは、アメリカでは一般的ではありません」

「それに、外からのぞき込んだすき家の店内は、本当にマクドナルドのように見えました」

「テリタマ」注文するも、すき家店員「メニューにありません」
ーーすき家では店員とどんな会話になったのでしょう?

「店員さんは、英語ができる別の店員に電話しながら私と受け答えをしてくれましたが、それでも意思疎通には問題がありました。少々戸惑いながらメニューを見ましたが、こういうことは日本では当たり前のことなのだろうと思いました。私はたどたどしい日本語でテリタマを注文しました。もし私が店を間違えていたのなら、テリタマの注文によって店員が私の間違いに気付き、私を正しい(マクドナルドの)店先へ向かわせるきっかけになるのでは、と期待したんです。でも、彼女には『テリタマは(メニューに)ありません』とだけ告げられました。なので、私はこの気まずい状況から一刻も早く逃れたくて牛丼並盛りをオーダーし、ホテルに帰りました。既に私は日本に来て10日くらい働いていたので、手頃でささっと食べられるものが欲しかったんです。価格を考えると、牛丼はとても美味しかったですよ」https://news.livedoor.com/article/detail/22123187/