広瀬すず、大切にしている言葉「頑張らないでね。でも、頑張ってね」で新社会人にエール

映画「流浪の月」フレッシャーズ試写会が5月8日に都内で行われ、W主演を務める広瀬すずと松坂桃李が登壇した。

■広瀬すずと松坂桃李が新社会人の質問に答える

新社会人となった52人が来場し、「流浪の月」を公開に先駆けて鑑賞した同イベント。上映後、広瀬と松坂が登壇し、作品についてのトークセッションの他に、新社会人との質疑応答も行われた。

最初の質問は「今まで大変なことがあった時、どう乗り越えてきましたか?」。

広瀬は「我慢せず、自分のやりたいことというか、好きなことに没頭する時間を作ること。あとは周りの人ですね。私は周りの人に恵まれてきたので、誰かと話をすることで救われることが多かったんです。なので、遠慮なく甘えます(笑)。その時に助けてもらったからこそ、私も周りの人のためだったら自分も頑張りたい!って思える精神でいるので、『えい!』ってバカな顔をして全力で甘えちゃいます(笑)」と回答。

「以前は、甘えることができなかった」とも明かし、「二十歳を過ぎてからできるようになったんです。話すことで自分がこんなに楽になるんだっていうことを体験したことがあったので、支えてくれる人には甘えるようにしようって。ちゃんと心の言葉として会話できる関係性がある人には『つらい』って言います」と変わったきっかけも明かした。

松坂は「壁とかを乗り越える時、一回立ち止まる」と回答。「忙しくさせてもらっている時に、『この作品にどう向き合ったらいいんだろう?』と思うことがあったりします。周りを気にし始めると、よく分かってないのに『やらなきゃ!』っていうふうになりがちですけど、勇気を振り絞って一度立ち止まることも一つの方法だと思うんです。立ち止まることで自分のやるべきことが見えてくるので、そこを集中してやることが突破口になって、乗り越えてきた感じがあります」と経験を踏まえて、その理由を説明した。
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