第二次世界大戦でナチス・ドイツが降伏した記念日である8日、ドイツのショルツ首相がテレビ演説を行い、「ロシアのプーチン大統領は戦争に勝たないと確信している」と述べました。

ドイツのショルツ首相は8日のテレビ演説で「プーチン大統領は、野蛮な侵略戦争を国家社会主義との戦いと同一視している」と指摘し、「それは歴史の改ざんだと明確に述べることがドイツの義務だ」と強調しました。
一方、国民を守るために国の防衛力を高めることやNATO=北大西洋条約機構が戦争当事者になるような決定はしないことなどを約束し、「もう世界大戦は起きてはならないというのが5月8日の教訓だ」と述べました。

そして、「77年前に自由と安全が束縛、暴力、独裁に勝利したようにプーチン氏は戦争に勝たず、ウクライナは生き残ると確信している。」と語りました。

独ショルツ首相がテレビ演説 「プーチン氏は戦争に勝たないと確信」 ナチス・ドイツが降伏した記念日に
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