岸田首相は9日午前、首相官邸で記者団に対し、ロシア産石油の原則禁輸措置を取る考えを表明した。首相は「輸入の削減や停止の時期については実態を踏まえて検討する。時間をかけてフェーズアウトのステップを取っていく」と説明した。

【写真】オンラインで開かれたG7首脳会合

 8日(日本時間9日未明)に開かれた先進7か国(G7)首脳によるオンライン会合で、G7としてロシア産石油の禁輸措置を科すと打ち出したことを踏まえた。一方で、日本企業などが参画する極東サハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン1」などについては「権益を維持する点は変わっていない」とも強調した。https://news.yahoo.co.jp/articles/eeed4e4e5642ac8ab2184ca0b78c4e186dee14dc