2022年5月9日，シャープは，Androidスマートフォン「AQUOS」の新型ハイエンドモデル「AQUOS R7」を発表した。NTTドコモとソフトバンクから7月以降の発売を予定している。

AQUOS R7は，前世代モデルの「AQUOS R6」から引き続き，1インチサイズの撮像センサーと，ライカとの協業により開発したレンズを採用した高性能なカメラを搭載するのが特徴だ。
　撮像センサーは新型となり，有効画素数が向上した。加えて，センサーの各画素でフォーカス位置を検出できる「全画素Octa PD AF方式」に対応したことで，AF速度がAQUOS R6と比べて2倍の高速化を実現したそうだ。さらに，AI処理用プロセッサの性能が向上しており，人物の体や顔，瞳検出も高速に行えるようになったという。

ディスプレイは約6.6インチで，解像度解像度1260×2730ドット，最大リフレッシュレート120Hzの有機ELパネル「Pro IGZO OLED」を採用しており，1フレームごとに黒画面を挿入して，残像感を低減する機能も備えるそうだ。

　搭載SoC（System-on-a-Chip）は，Qualcommのハイエンドモデル「Snapdragon 8 Gen 1」を採用する。シャープによると，取り扱う通信キャリアによらず対応周波数は共通とのことだ。また，キャリアモデルとしては極めて珍しく，nanoSIMとeSIMによるデュアルSIM構成であるのも見どころと言えよう。

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