5/9(月) 14:38
東スポWeb

茂木健一郎氏がお笑い番組の笑い声に言及「海外のコメディ作品は一切ラフトラック使ってません」

 脳科学者の茂木健一郎氏が9日、ツイッターを更新。8日に放送された日本テレビ系「エンタの神様 大爆笑の最強ネタ大大連発SP」で使用されたラフトラック(笑い声の付け足し)について言及した。

 8日放送された「エンタの神様」の特番では、ラフトラックが過剰だと指摘する声が上がっている。コメディやお笑い番組では用いられる演出だが、同番組ではそれが過剰だったというのだ。

 茂木氏はこの演出の問題点を指摘する記事を引用し「周知の事実ですが近年のオフィスやシッツクリークなどの海外のコメディ作品は一切ラフトラック使ってません」と投稿。すでにこの手法は時代遅れということなのか。

 ラフトラックは1950年代に米国で放送された「アイ・ラブ・ルーシー」「奥さまや魔女」などのコメディで使用され始めた。日本でもコメディやお笑い番組で使用されていたが、最近はこの演出に否定的な声な意見が出ている。

 ちなみに「ジ・オフィス」はオフィスを舞台にした英国のコメディ。「シッツ・クリーク」はカナダの田舎町を舞台にしたコメディで、いずれも高い評価を得ている。

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220509-04179746-tospoweb-000-1-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/05c07be75a2d08df6b27a142d946fe83fbb89290