マンションの内見中に不動産会社の60代の女性に性的暴行を加えようとした罪に問われている36歳の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

千葉市の無職、林成晃被告(36)は去年4月、千葉県東金市のマンションで内見で、部屋を案内していた不動産会社の当時69歳の女性に性的暴行を加えようとして押し倒し、果物ナイフで胸を切るなどしてケガをさせた強制性交等傷害の罪に問われています。

きょう千葉地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で林被告は起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、「性的暴行に加え、金を奪おうと考えるなど、動機は自己中心的で身勝手だ」と指摘。

一方、弁護側は「幼少期に両親から虐待を受けて、母親を求める過大な欲求が募り、母親と同じくらいの年齢の女性を狙ってしまった」として情状酌量を求めました。

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