神戸製鋼所が11日発表した2022年3月期の連結決算は、純利益が前の期比2.6倍の600億円だった。自動車向け鋼材やアルミ板の販売が新型コロナウイルス禍の落ち込みから回復。原料価格上昇に伴って在庫評価益が拡大したことも利益を押し上げた。期末配当は30円と従来予想から10円増やし、年間配当は40円(前の期は10円)となる。

売上高は22%増の2兆825億円、営業利益は2.9倍の876億円だった。...

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