巨人は12日、東京ドームでの5月13日の巨人対中日戦から、ジャイアンツの得点シーンでオレンジタオルを回すことを呼びかける場内演出「FULL SWING TIME」(フルスイングタイム)を再開することを発表した。

 巨人戦では、観客に、拍手を中心にした声を出さない新しい応援スタイルをお願いしており、その新しい応援スタイルのバリエーションを広げ、場内の一体感を高めるため、得点シーンに加え、試合前などに、スタジアムMCが「フルスイングタイム」として、タオルを回す応援をリードする演出を実施する。

 タオルを回す応援は、巨人戦でおなじみの応援スタイルだったが、2020年と2021年の2シーズンは取りやめていた。NPBが新型コロナウイルス対策の指針として策定した「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」の中で、禁止行為に指定されていたのが理由。
今シーズンは専門家の意見に基づいたガイドラインの改定で、感染を広げるリスクは低いとして、禁止行為から外れたことや、シーズン開幕から約2か月を経て、満員の球場でも声を出さない応援が引き続き徹底されていることから実施することが決定した。

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