フェンスないため池に転落、男子中学生が死亡…友人と釣り

10日午後4時15分頃、青森県弘前市三和のため池で、付近にいた人から「男性が池に落ちた」と119番があった。弘前地区消防事務組合の水難救助隊が約1時間後、水中に沈んでいた津軽地方の男子中学生を救助し、市内の病院に搬送した。中学生は搬送時、意識不明の状態で、11日午後6時頃死亡が確認された。

青森県警弘前署の発表によると、中学生は10日午後4時頃に友人3人と釣りをするため、ため池を訪れていたという。同署は中学生が何らかの原因で池に転落したとみて、当時の詳しい状況を調べている。

市農村整備課によると、ため池は農業用の「 新溜池 ( 権左エ門溜池)」。満水時の水深は最も深いところで約3・5メートルで、この時期は雪解け水が流れ込むため水位が高くなっているという。池の周りにフェンスは設けられていないが、危険を告げる看板が掲げられている。


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