さらにEUとの連合協定が成立すればEU法に準拠する行政財政改革が行われるからヤヌコーヴィッチ自身が汚職を捜査されるようになるかもしれない
つまりヤヌコーヴィッチが保身のためにEUとの連合協定を破棄したと思われてデモが起きた

ウクライナ情勢:「革命」までのプロセス、その温度
https://synodos.jp/opinion/international/7337/
EUとの連合協定締結は、透明性の高いEU基準の制度の導入を余儀なくされ、現地では「ファミリー」と呼ばれる自身と周囲の側近たちの資産や経済利権に影響が及ぶと考えられたからである。
他方で、ロシア・ベラルーシ・カザフスタンとの関税同盟に関しては、このような影響は考慮しなくてもよい。結論を端的に言うと、ヤヌコーヴィチ政権は短期的かつ自らの権力維持の為に、国家の長期的な発展への道を閉ざしたのだ。ウクライナ国民の多くの目にもその魂胆は明白であり、結果的に大きな失望と憤りをもたらした。