スーパーで乱射、10人死亡 18歳容疑者拘束、憎悪犯罪で捜査―米NY州
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【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州バファローのスーパーマーケットで14日午後2時半(日本時間15日午前3時半)ごろ、銃の乱射事件があり、
地元警察によると、10人が死亡し、3人が負傷した。

警察は容疑者として、18歳の白人の男を拘束した。
連邦捜査局(FBI)捜査官は記者会見で「憎悪犯罪に加え、人種差別を動機とする暴力的過激主義として捜査している」と明らかにした。

警察や地元当局などによると、防弾ベストを身に着け、ヘルメットをかぶって武装した男はスーパーの駐車場や店内で銃を乱射した。
銃撃された13人のうち11人は黒人で、2人が白人だった。男は元警官のスーパー警備員と銃を撃ち合った後、駆けつけた警官の説得に応じ、武器を捨てて投降したという。

 単独犯とみられる男は、犯行の様子をインターネット交流サイト(SNS)で配信していた。
現場のスーパーは黒人居住者が多い地域にあり、男はニューヨーク州内にある自宅から車で数時間かけて現場に到着し、犯行に及んだとみられる。
ニューヨークが地元のナドラー下院議員は容疑者について「白人至上主義者」との見方を示した。