たとえば僕があの日に戻って
全てをやり直せたら
何をしようかどこに行こうか
少し旅に出ようか
それでもやっぱり
きっと僕はここに戻ってくる
わかるから自分だもの
意気地のない弱い僕だから
白く立つため息ひとつ
冬はこんな僕を見逃さない
宛のないため息ふたつ
違う人になんてなれない

色のないため息ひとつ
風はこんな僕を許してゆく
宛のないため息ふたつ
今はまだここから動けない