京王、JR東日本と新宿駅前「大規模再開発」の狙い
甲州街道を挟み南側には高さ225mの超高層ビル

駅西南エリアの再開発計画

同百貨店はJR東日本グループが運営するルミネ新宿ルミネ1と隣接しており、その南側、甲州街道(国道20号)は高速バスのデパートのようにさまざまな地方のバスが行き交うのを見ることができる。西新宿一丁目交差点の地下には都営地下鉄新宿線と直通する京王新線の新宿駅があり、笹塚駅との間で複々線の役割を担っている。

西口駅前広場から見たイメージ(画像:京王電鉄)

この甲州街道を挟むエリアにも再開発の波が押し寄せる。2022年4月に京王電鉄とJR東日本が公表した「新宿駅西南口地区」開発の計画概要によると、現在、京王百貨店とルミネ新宿ルミネ1が並んで建つ「北街区」に地上19階、高さ110mの商業ビルを建設。一方、甲州街道を渡った「南街区」には地上37階、高さ225mの超高層ビルの建設を予定する。

南街区は、新宿南口交通ターミナル(バスタ新宿)の西、JR東日本本社の北に位置する。現在建っている複数のビルにはバスタと同様に「新宿」の名が付くが、住所は一部を除いて「渋谷区」。甲州街道を渡る場合は横断歩道のほか、小田急百貨店と京王百貨店の間のモザイク通りに抜けられる「ミロードデッキ」が利用されている。

続く
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この景色も終了
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