
「14歳と性交」捏造発言で立憲民主を去った私〈拡散された「発言」、ネットに流出した隠し録り……なぜそうまでして議論を封殺するのか? 〉
/本多平直――文藝春秋特選記事【全文公開】
二〇二一年、衆議院議員の任期満了まで五か月を切った六月四日、私のスマホに産経新聞のネットニュースが飛び込んできた。
「(立憲民主党の議員が)『五十歳近くの自分が十四歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい』(以下「発言」)などとして、
成人と中学生の性行為を一律に取り締まることに反対したことがわかった」
私は驚愕した。発言の主は匿名だったが、立憲民主党の性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(以下WT)での私の議論について書かれているのは明らかだったからだ。
まず明確に申し上げるが、私はこの「発言」をしていない。この五十四日後に私は、議員辞職に追い込まれることになるが、
いまだにこの「発言」が存在し、それを理由に辞職したと思っている方が多い。一人でも多くの方に真実を知っていただきたいとの思いで、このたびこの記事を書くことを決めた。
「発言」は実際にはどんな内容で、どんなやり取りだったのか。話は、産経のネットニュースの一か月ほど前の五月十日に遡る。
以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c443f15743ec3a38fa8e37146bbfcc7b6fe52a