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泥の感触から学びを... 福島大新入学生、田植え実習スタート

福島大食農学類の1年生約100人が19日、福島市の同大近くにある大学付属農場の水田で必修の田植え実習に臨んだ。学生たちは、色とりどりの作業着を着込み、泥だらけになりながら熱心に苗を植えていた。

 水田約13アールにコシヒカリの苗を手作業で植えた。水田は全部で約1・4ヘクタールあり、田植え機を使って「天のつぶ」を植えて栽培する。今後、学生は稲の生育調査を重ね、収穫後は味や品質などを調べていく。喜多方市出身の小荒井萌さん(18)は「福島の農業を発展させる一助になるためしっかりと学ぶ」、栃木県下野市出身の金子直生さん(19)は「復興に進む福島の農業の工夫や強みを学ぶ」と意気込んでいた。