東京・調布市 個人情報漏洩で市長が初めて謝罪
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/51279 
東京・調布市の住宅街で地下のトンネル工事に伴う陥没などの被害が相次ぎ、補償を求める住民らの個人情報が漏洩した問題で、市長が初めて直接住民らに謝罪しました。

東京・調布市の住宅街では、NEXCO東日本による地下トンネル工事が原因とされる道路の陥没などが相次ぎ、住宅の傾きなどの被害が出ています。

被害を受けた住民と調布市との面談内容が市から事業者側に漏洩したことも明らかになっていて、21日、調布市の長友市長が住民説明会で直接謝罪しました。

調布市はこれまで、不適切な情報漏洩を認めたうえで「単純なミス」だったと釈明しています。
しかし、事業者側とのやり取りのメールを市が消去していることなどから、住民側は補償交渉などに利用するための意図的な漏洩だったとみて詳しい説明を求めています。

21日の説明会でも、長友市長は「恣意的な扱いをしようとしたわけではない」と釈明しましたが、問題のメールについては「復元できない」として、住民側との議論は平行線に終わりました。

(おわり)