那覇市内で女性に暴行しようとしてけがを負わせたとして、強制性交致傷罪に問われた米海兵隊の上等兵ジョーダン・ビゲイ被告(22)は23日午後、那覇地裁で開かれた裁判員裁判初公判の被告人質問で「(性的)欲望を感じた記憶はない。自分への怒りを感じ暴力的に行動した」と述べた。

 被告は午前の罪状認否で起訴内容を認めた。被告人質問では、亡くなった自分の親族らと生前に十分連絡を取らなかったことへの自己嫌悪があったなどと、弁明を強めた。

 検察側冒頭陳述によると、被告は昨年10月29日夜から飲酒。その後に見つけた女性と駐車場で無理やり性交しようとし、負傷させたとしている。
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