自治体からの誤った振り込みが発端となった、今回の事件。別の自治体でも、こうした誤った振り込みがありました。

 自治体から誤振り込みを受けた女性:「まさか、一般市民からしてみたら、役所がそんなミスすると思ってもいない」

 神奈川県に住む女性。子ども2人に対する手当として、本来振り込まれる額よりも、複数回にわたって、総額12万円多く誤って振り込まれていたといいます。

 自治体から誤振り込みを受けた女性:「(入金から)3、4カ月くらい経ち、手紙が来て、『多く振り込んでいた』ことが書かかれていて。多く払われた12万円をすぐに返還して下さいとか(言われた)」

 手紙には、さらにこんな内容もあったといいます。

 自治体から誤振り込みを受けた女性:「私は『払わない』とは一言も言ってない。返還の手続きに対応する気がないなら、差し押さえもできますみたいなことを言ってきた」

 結局、誤って振り込まれた経緯の説明はなく、その事実も公表されませんでした。

 女性は、少しずつ返還に応じたといいます。

https://www.khb-tv.co.jp/news/14627720