チェーンソーの伐木大会で青森市の女性が初優勝 世界へ

チェーンソーで木を切る技術を競う大会が22日までの2日間、青森市で開催されました。この大会で、初めて出場した青森県勢の女性選手が優勝し、世界大会への切符を手にしました。

青森市のモヤヒルズで開催された「第4回日本伐木(ばつぼく)チャンピオンシップ」
2年に1度開催されるこの大会は、新型コロナの影響で2020年は中止となり、4年ぶりの開催です。

チェーンソーを使って狙った位置に木を倒す伐倒(ばっとう)、丸太を上下2つの方向から垂直に切り、正確さを競う「合わせ輪切り(わぎり)」など5種目。この合計点で順位を競い合いました。

選手は、22の都道県から97人が集まり、青森県からは「レディース」に2人、24歳以上の男性のクラス「プロフェッショナル」に2人が出場しました。

22日の決勝戦。予選を勝ち抜いた23人の先陣を切ったのは、「レディース」に出場した青森市の岡田望さん39歳。2014年に青森市で初めて開かれたこの大会を見て、選手たちのチェーンソーさばきに憧れ、林業の世界へと飛び込んで4年、自身もその舞台に立ちました。
これまでに3回、世界大会へ出場した元・県勢選手の秋田貢さんに指導を受けてきました。岡田さんは、最終種目「枝払い」を残して合計1061点と、決勝に残ったレディース3人中トップに。

この種目で岡田さんは、出場した全ての選手の中でもトップクラスの成績を残し、初優勝を勝ち取りました。真っ先に喜びを報告したのは指導した秋田さんです。

※「レディース」優勝 岡田望さん
「ありがとうございました」「秋田さんに感謝しかない。その一言です。練習よりも低かったので、点数の面でもうちょっと上を目指していきたい」

県勢4人中、世界への切符を手にしたのは、岡田さんただ1人。2023年4月の大会まで秋田さんのもとで、再び腕を磨きます。

※秋田貢さん
「5種目の競技の中で良いのも悪いのもあるので、うまく切り替えてやっていけるように教えていきたい」

※岡田望さん
「世界ではメダルとれるようにがんばります」

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd64e9b8f3823cb1bdf2eb5eb29426d285cc0f8f

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