朝日新聞社が27日発表した2022年3月期連結決算は、売上高が前年比7・2%減の2724億7300万円、
営業損益が95億100万円の黒字で、新型コロナの影響を受けた前年の70億3100万円の赤字から2年ぶりに黒字へ転じた。

 昨年7月の購読料改定や支出削減が収益改善に貢献した。純損益も129億4300万円の黒字で、
前年の441億9400万円の赤字から2年ぶりの黒字となった。単体の決算も営業損益が79億4千万円、
純損益が60億5400万円とそれぞれ黒字だった。

 当社は、昨年4月にスタートさせた中期経営計画に沿って、デジタル、不動産、イベントの各事業の拡大や、
事業構造の改革を引き続き進める方針。
https://www.asahi.com/articles/ASQ5W51B5Q5WULIP003.html