「詐欺師症候群(インポスター症候群)」は1978年に心理学者のポーリン・R・クランスとスザンヌ・A・アイムスによって提唱された概念で、「自分の能力や業績は過大評価されており、成功や称賛に値する人間ではない」と考えてしまう傾向のことを指します。そんなインポスター症候群について研究したマサチューセッツ工科大学(MIT)のチームが、「インポスター症候群の人はチームワークや協調性にたけていることが多い」というメリットがあると報告しました。

自尊心の低下やメンタルヘルスの問題といった否定的な側面がクローズアップされがちなインポスター症候群ですが、そもそもの研究が「高いキャリアを持つ女性」に端を発するように、インポスター症候群を抱える人々は高い能力を持っている傾向があります。
https://gigazine.net/news/20220528-imposter-syndrome-unexpected-upside-workplace/