スマートフォン市場において大きなシェアを保有するSamsungが、2022年のスマートフォン生産台数を3000万台減産することを決めたと韓国のMKメディアグループが報じています。

Samsungは2017年以降、1年間のスマートフォン生産台数が3億台を超えたことはありません。2022年にはこの目標数値を達成するはずだったのですが、世界的な不況による需要の低下に対応する形で、生産台数を削減せざるを得なくなった模様。

不況に伴い世界各国の市場でインフレが進んでおり、これにより消費者の支出はますます減少しています。すぐに必要とされないような製品への支出は減少傾向にあるため、市場アナリストは「手ごろな価格のスマートフォンの売上も2022年は減少する可能性があります」と指摘しています。
https://gigazine.net/news/20220529-samsung-cut-phone-production-30-million/