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海苔弁当が確立した時期は定かではない。構成要素に関して言えば、安土桃山時代に現代と同じ形状の弁当箱が登場し、江戸時代中期に板海苔が作られるようになった。庶民が各海産物を安価に手に入れられるようになってから家庭で広く作られるようになったものと考えられる[独自研究?]。阿川弘之は食味風々録において、海苔弁当または弁当箱の代わりに小鉢で製作した同様の食事を「かつぶし飯」として記述しており[要ページ番号]、他の文筆家も[誰?]家庭料理の一つとして触れているのが散見される。昭和30年代には、鰹節、醤油、海苔をのせた「のりおかか弁当」が庶民の間に広まっていた[1]。