是枝監督は授賞式後、日本メディアの囲み取材に応じ「英語圏で撮ってみたい」と意欲を口にした。
フランスと共同制作した19年「真実」から連続で海外での映画製作を経験し「やれたこと、やれてないことをチェックしないと。米ハリウッドと言うと大きくなってしまうが、今回の総括が済んだら考えてみようと思います」と語った。

日本映画界への危機感も口にした。カンヌ映画祭で主要賞2つを獲得した韓国映画界に飛び込み 
「学ぶこともたくさんありました。日本の映像産業、映画文化も含めて変えなければいけないところは、明快になってきている。
日本映画界全体が危機感を持つべき。もう何年か、このままいくと手遅れになると個人的には思っています」と語った。

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