大阪知事 “１８歳以下の子どもに１万円分カード支給へ”
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220530/2000061731.html
大阪府の吉村知事は、物価高騰などの影響を受けている家庭への支援策として、府内の１８歳以下のすべての子どもに、１人あたり１万円分のプリペイドカードを支給する方針を明らかにしました。
これは、３０日に開かれた大阪府議会の一般質問で、吉村知事が明らかにしました。
この中で、大阪維新の会の西林克敏議員は、物価高騰の影響で、生活費の負担増が家庭に与える影響は大きいとして、具体的な支援策を検討するようただしました。
これに対し、吉村知事は、「子どもの生活にも負担が生じている。文房具や書籍、おむつや生理用品などの購入に充てるため、大阪のすべての子どもに１万円のギフトカードなどを配って、支援する事業を行いたい」と述べ、府内の１８歳以下のすべての子どもに、１人あたり１万円分のプリペイドカードを支給する方針を明らかにしました。
府は今後、具体的な支給方法や、支給する時期などについて、詰めの調整を進めることにしています。
今回の方針どおり、府内のすべての子どもに１万円分のカードを支給する場合は、１００億円以上の予算が必要となる見込みで、府は財源として、原油価格や物価の高騰を受けた国の緊急対策にもとづく地方創生臨時交付金を充てる方針です。
