レバノンの首都ベイルートにあるパレスチナ人墓地で30日、1972年のイスラエル・テルアビブのロッド空港での乱射事件から50年の記念集会が開かれた。
実行犯の一人で、レバノンに政治亡命している元日本赤軍の岡本公三容疑者(74)が支援者に付き添われて現れた。

イスラエルからのパレスチナ解放を求める左翼組織「パレスチナ解放人民戦線(PFLP)」が主催した。
PFLPは岡本容疑者をパレスチナに自らの身を捧げた人物として英雄視しており、身の回りの世話などの支援を続けている。

岡本容疑者は2000年に政治亡命を認めたレバノン政府から政治活動などを制限されていることから、公の席上に姿を現すのは極めて異例だ。
PFLPによると、最近は一時入院するなど、健康状態の悪化が指摘されていた。
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