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ウクライナ側の攻勢を受け、ヘルソン州の親露派「軍民政権」幹部は28日、ロイター通信に、年内に完了させる計画だったロシアへの併合手続きを、来年に延期する方針を明らかにした。

タス通信などによると、露軍が占拠しているザポリージャ州メリトポリ中心部で30日、爆発があった。メリトポリでは露軍に対する抵抗運動が活発化している。

一方、ルハンスク州の知事は30日、SNSを通じ、要衝セベロドネツク中心部で露軍とウクライナ軍の激しい戦闘が起きていることを明らかにした。セルゲイ・ラブロフ露外相は29日に放映されたフランスの民放テレビのインタビューで、東部ドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)の制圧を「絶対的な優先事項」に位置付けている。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20220531-OYT1T50050/