定期金利、10倍に引き上げ 預金量増やし収益拡大 新生銀

 新生銀行が6月から、定期預金の金利を大幅に引き上げることが31日、分かった。

 預入額が30万円以上の3カ月物と6カ月物で年0.1%と現行の0.01%から10倍に引き上げる。預金量を増やすことを通じて収益拡大を目指す。インターネット専用の利用者を対象とし、1日から適用する。

 外貨預金では米ドルの1年物で年3%と現行から1%引き上げる。新生銀は昨年、TOB(株式公開買い付け)によりネット金融大手SBIホールディングスの傘下に入った。中期経営計画では、2024年度までに個人口座数を380万口座(21年度実績は305万口座)、預金量を8兆円(同6.4兆円)まで増やす目標を掲げる。 
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