オールメディアで展開しているスクールアイドルプロジェクト「ラブライブ!スーパースター!!」発のスクールアイドル・Liella!(リエラ!)が27、28の両日、横浜・ぴあアリーナMMで
「MTV Unplugged Presents: LoveLive! Superstar!! Liella!」を行った。

 「MTV Unplugged」(アンプラグド=電気を使わない)は、米国の音楽チャンネル・MTVが1989年に始めたアコースティックライブを中心とした音楽番組。
アーティストの隠された一面や、忘れられていた名曲を掘り起こすなど視聴者の人気を呼び、一躍人気番組となった。米国版ではエリック・クラプトンやボン・ジョヴィ、ボブ・ディラン、スティング、ポール・マッカートニーなど数々のスーパースターが出演。「MTVジャパン」開局に伴い、2001年から日本版も制作されるようになり、宇多田ヒカル、布袋寅泰、長渕剛などのアーティストが出演している。
アニメ・サブカルチャー関連のアーティストでは水樹奈々、女性アイドルとしてはももいろクローバーZ、BiSH、乃木坂46などが出演しており、ラブライブ!プロジェクトからはもちろん初の快挙だ。

 ライブは、キャンプをイメージして5つのテントとキャンプファイアーを模した照明、背後には森をシルエットで配したセットで、たき火を囲みながらLiella!の5人がアコースティックバージョンにアレンジされた自らの楽曲やカバー曲を歌うといった趣で行われた。キャンプ、たき火は昨今、アニメ・ドラマの「ゆるキャン△」やNHKの番組等でブームになっており、トレンドを巧みに取り入れた演出は心憎い限りだ。

白いロングドレス姿のメンバーが椅子に座り、ノリノリのダンスとともに盛り上がる楽曲をアコースティックアレンジでしっとりと歌い上げる。アニメ第1期を振り返るというライブのコンセプトで、スクリーンにはアニメの名場面も流されるが、メンバーもファンも、Liella!のここまでの歩みをじっくりとかみしめながら味わうような、柔らかくゆったりした時間が流れる。
「あっという間だったね!」というライブもいいが、逆に「えっ、まだこれしか時間たってないの?」というライブもいいものだ。それだけ時間の中に込められた情報量が濃い。心の中に流れ込み、しみわたるような音の作り方が、新鮮な感動を呼び起こしてくれる。

https://hochi.news/articles/20220529-OHT1T51130.html

前回のラブライブ!
【ラブライブ!】歩夢「しずくちゃん出禁」 [392886456]
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