BTSのメンバーが日本時間の6月1日、アメリカ・ワシントンD.C.のホワイトハウスを訪れ、ジョー・バイデン大統領と会談する。ホワイトハウスの声明によると、会談ではコロナ以降増加しているアジア系の人々へのヘイトクライムや差別問題などについて話し合うという。

若年層からの支持が厚く、世界的な人気を誇るBTSとの交流を通じてアジアンヘイトの抑止につなげる狙いとみられるが、K-POPアーティストがホワイトハウスから招待を受けるのは異例だ。

未だなくならないアジア系へのヘイトクライム。3月には高齢女性が襲われる事件も
ホワイトハウスが報道陣向けに発表したリリースによると、会談ではヘイトクライム問題のほか、アジア系の人々のインクルージョンやリプレゼンテーションについても議論するという。BTSの影響力について、「世界中に希望とポジティブなメッセージを届ける若い世代の代表者」とも表現しており、BTSが持つプラットフォームについても話し合うとしている。