財務省が1日発表した1~3月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比3.0%増の14兆9040億円だった。プラスは4四半期連続。このうち製造業は5.9%増、非製造業は1.6%増だった。

国内総生産(GDP)改定値を算出する基礎となるソフトウエアを除く全産業の設備投資額(金融業、保険業を含む)は、前年同期比で4.5%増だった。

全産業の売上高は前年同期比7.9%増の360兆7941億円で、うち製造業が9.0%増、非製造業は7.5%増。経常利益は13.7%増の22兆8323億円で、うち製造業が18.4%増、非製造業は10.9%増だった。

今回の結果は、8日公表の1~3月期のGDP改定値に反映される。

https://www.nikkei.com/article/DGXZASFL30HRX_Q2A530C2000000/