森永:いえ、上がらないと思います。岸田政権は「賃上げ促進、法人税減税」を掲げていますけど、中小企業の3分の2は赤字なんですよ。赤字の企業に法人税減税はできないので、大企業にちょっと補助金を出す程度に終わって、賃金は下がり続けると思います。

林:下がり続けるんですか。

森永:はい。1995年に日本のGDPは世界の18%だったんです。それがいま5%台、つまり3分の1に大転落しました。世界並みにふつうのことをやってたら、いまごろわれわれの所得は3倍だったのに、四半世紀弱でなぜこんな大転落が起きたのか。私は、85年の「プラザ合意」が起点だと考えています。

森永:日本の賃金はいま、G7の最下位どころか、G7に属さない多くの国々、たとえば韓国よりも低い。10年もたたないうちに先進国からはずれると思いますよ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0717e0a238e23d59bea67284ad0df18a158d2059

嫌儲経済学にピタリと一致。。。これは優秀な経済学者ですよ。。。