【速報中】化学工場への砲撃続く 「ロシアは復興不可能までやる」
2022/6/2 15:48有料会員記事
 ウクライナ東部ルハンスク州でウクライナ側の最後の拠点とされるセベロドネツク市にロシア軍が進軍し、市街戦が起きている模様です。東部ドンバス地方の完全掌握をめざすロシア軍と、防ごうとするウクライナ軍の戦闘は、さらに激化しそうです。トルコのエルドアン大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談し、戦闘の緩和に向けた行動の必要性を訴えました。

■■6月2日(日本時間)■■■

13:54(セベロドネツク07:54)
ロシア軍、化学工場への攻撃続ける

 ウクライナ東部ルハンスク州のハイダイ知事は2日、同州内に残ったウクライナ側の最後の拠点とされるセベロドネツクでの戦闘について、ロシア軍が引き続き市内の化学工場「アゾト」への攻撃を続けているとSNSに投稿した。本部棟の一つとメタノールを保存する倉庫が砲撃を受けたという。

 8割が制圧された市街でも、残った住宅地に対し、砲弾を浴びせながらの襲撃が続いているという。川を挟んでセベロドネツクに接するリシチャンスクでも市民病院が攻撃を受けたという。

 ハイダイ氏は「我が軍が敵を抑えている。だから彼らはインフラや産業施設を破壊するのだ。ロシアは、もう復興が不可能だと宣言できるまでやれることをすべてやる」と書いた。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ500P4TQ5ZUHBI03Q.html