5月29日、名古屋市北区の集合住宅の一室が全焼した火事で、火元の部屋に住む35歳の男が放火の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは北区柳原の無職・川畑哲朗容疑者(35)です。

 警察によりますと川畑容疑者は、5月28日夜から29日の未明までの間に、自身が母親(62)と同居する集合住宅「市営柳原荘」の一室に火をつけて全焼させた疑いが持たれています。

 当時家にいた母親(62)が骨盤を折る大ケガをしたほか、火は上の階にも燃え広がって住民の男女3人も軽傷を負い、川畑容疑者も顔などをヤケドしました。

 調べに対し、川畑容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めていて、警察は、放火に至った動機や経緯などを詳しく調べています。

https://www.fnn.jp/articles/-/369354