エアコン修理で訪れた高齢女性宅で現金などを盗んだとして、兵庫県警明石署は3日、窃盗の疑いで、姫路市の空調工事会社社員の男(38)を逮捕した。
被害者には、お札の記番号が連番となるように現金を管理する習慣があり、該当するお札を同容疑者が持っていたことが証拠となった。

逮捕容疑は5月31日午後9時ごろから6月1日午後7時40分ごろまでの間に、明石市の無職女性(74)宅で現金3万1千円と清涼飲料水1本を盗んだ疑い。同署の調べに「借金返済のためにやりました」と容疑を認めている。

 同署によると、女性は金融機関で両替して、記番号が連続する1万円札10枚などをポーチに入れて台所で保管していたが、そのうち1万円札3枚と千円札1枚がないことに気付いた。

 同署が、1日に女性宅でエアコンを修理した男に確かめたところ、盗んだことを認めた。該当する記番号の1万円札3枚のうち1枚を持っていたが、残り2枚は既に借金返済に充てていたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e7d0358ea0a43d00ad85080cbedd5afcee993a1c