「あっ」悲鳴とともに飯豊連峰の雪渓を200メートル滑落 埼玉県の66歳登山者首の骨を折る大けが

きょう午前10時半ごろ、埼玉県熊谷市の無職、京極祥章さん(66)が友人と2人で飯豊連峰を登山中、雪渓を約200メートル滑落しました。
 場所は小国町小玉川の飯豊連峰、梅花皮(かいらぎ)小屋手前100メートル付近。京極さんが先頭で友人が後ろにつき、雪渓をジグザクに歩いている途中、「あっ」という叫び声を聞いた友人が顔をあげると、京極さんが滑落していたということです。
 友人が京極さんのもとまで降りて、別の登山者が正午過ぎに消防に通報しました。京極さんは、新潟県の防災ヘリ「はくちょう」に午後2時過ぎに救助されました。京極さんは首の骨を折る大けがです。警察によりますと、京極さんは意識はあり、話すこともでき、支えがあれば歩ける状態だったということです。京極さんたちはきょう午前4時半ごろから飯豊連峰に入山し、天狗平登山口から梅花皮小屋に向かっていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/59838a29b5cb878d859be8479a0204e8cce30b42