ゼレンスキー大統領、激戦の東部2市は「死んだ」 ウクライナ軍が劣勢と説明

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、東部の都市セヴェロドネツクで持ちこたえているウクライナ軍について、人数でロシア軍に劣っており、不利な立場に追い込まれているとの見方を示した。
双方の軍は6日、セヴェロドネツク市で市街戦を繰り広げた。上空からは砲弾が降り注いだ。
ゼレンスキー氏は、同市と近隣のリシチャンスク市について、戦闘の激しさから、ともに「死んだ町」になっていると話した。
ロシア軍は、これら2つの戦略的目標を制圧できれば、ウクライナ東部ルハンスク州全域を掌握することになる。

ロシアは3月に首都のあるキーウ州から軍を撤退して以来、東部ドンバス地方に軍事力を再び集中させている。ここ数週間は、進軍のペースがゆっくりしている。
ゼレンスキー氏はウクライナ守備隊について、ロシア軍に数で圧倒されているものの持ちこたえているとし、反撃は「いくらでも可能だ」と述べた。

リシチャンスク市では砲撃が激しさを増している。同市には、ゼレンスキー氏が5日、東部戦線視察の一環として訪れた。
同市で暮らすオレクサンドル・リャホベツさん(67)は、大統領の訪問直後にロシアのミサイルがアパートを直撃し、炎に包まれたと話した。
「いつまでも砲撃してくる……。ホラーショーだ」と、彼はAFP通信に述べた。

続きはリンク先

https://www.bbc.com/japanese/61714727