川崎重工業 空調システムで不適切行為 出荷前検査で計測せず
2022年6月7日 16時21分

大手機械メーカーの川崎重工業は、子会社が製造・販売しているビル向けの空調システムの一部の製品について、出荷前の検査で、実際には計測していないデータを検査の成績書類に記載するなど、不適切な行為があったことを明らかにしました。

不適切な行為は1984年からことしにかけ、合わせて1950件にのぼるということです。

このほかにも、JIS=日本工業規格を満たしていないのに、満たしているかのようにカタログに記載していたことも判明していて、会社では外部の弁護士からなる特別調査委員会を設けて詳しい事実関係や原因を調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220607/k10013661511000.html