維新 藤田幹事長「政治的な茶番劇に近い」
日本維新の会の藤田幹事長は記者会見で「いつも国会の会期末に提出されているが、
衆議院が解散されたとしても選挙の準備ができていない中で無責任に提出するのは政治的な茶番劇に近い。
岸田内閣を全面的に肯定する気は毛頭無いが手段としては慎重に考えるべきだ」と述べました。
また、細田衆議院議長に対する不信任決議案について「『10増10減』を否定する発言などは説明責任を問われるもので強い態度で臨むべきだが、
不信任案という手段がいいのか党内の意見を聞いて最終的な態度を決めたい」と述べました。

れ新 高井幹事長「採決はともに棄権する」
れいわ新選組の高井幹事長は記者団に対し「岸田総理はデフレとコロナ不況が重なる中、消費税の減税を考えていないと断言するなど経済を立て直す気がない。
また細田議長は『10増10減』に関する発言や週刊誌報道などでの言動が議長として軽すぎる」と指摘しました。
一方で「岸田総理も細田議長も信任には値しないが今の国会での野党は重要法案に賛成するなど戦っておらず、
不信任案は極めて茶番で選挙前のPRにすぎないので採決はともに棄権する」と述べました。