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“ひきこもり” 初の大規模調査 見えてきたものは
2022年6月8日 19時33分
人口およそ70万の東京・江戸川区がひきこもりの可能性がある15歳以上のおよそ25万人を対象に初めて大規模な調査を行いました。
その結果、14歳以下の不登校の子どもなどと合わせ、区内に9000人余りのひきこもりの人がいて40代が最も多く、女性が男性よりも多いことなどがわかりました。
専門家は「潜在化したひきこもりが行政につながったという点で、新たなひきこもり支援の在り方としても注目される」としています。
江戸川区の調査は、およそ70万の区民のうち、14歳以下は不登校の情報が把握できているとして除き、15歳以上の区民のうち、給与収入で課税がない人や介護や障害など行政サービスを利用していない人がひきこもりの可能性があるとしておよそ18万世帯の24万6000人余りを対象に去年、初めて行い、8日その結果を発表しました。
調査は用紙を郵送する形で行われ、回答がなかった世帯には直接訪問して回答を求め、57%余りから回答を得ました。
その結果、ひきこもりとされたのは7919人で、14歳以下の不登校の子ども1113人などと合わせると区内に、ひきこもりの人が9096人いることがわかりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220608/K10013662971_2206081907_0608191531_01_05.jpg
そして、調査でひきこもりとされたおよそ7919人の内訳は、年齢別では40代が1196人で率にして17.1%、次いで50代が1155人で16.6%、
30代が968人で13.9%20代が813人で11.7%などとなっています。
女性が男性よりも多く
男女別では女性が3684人で51.4%男性が3461人で48.3%と女性が男性よりも多いことがわかりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220608/k10013662971000.html