日本の漁業権「剥奪される」 北方領土、協定停止で―ロシア副首相

ロシアで極東開発を統括するトルトネフ副首相は10日、ロシア外務省が北方領土周辺海域の日本漁船の安全操業に関する政府間協定の履行停止を発表したことを受け、同海域での日本の漁業権は「剥奪されるだろう」と述べた。インタファクス通信が報じた。

トルトネフ氏は極東ウラジオストクで記者団に、「われわれは既に(日本側の)権利を制限している」と説明。日本側が協定に基づく支払いを行っていないとして、「この権利は剥奪されるだろう」と語った。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2022061000853&g=int