岸田総理大臣は、シンガポールで開催されている「アジア安全保障会議」で演説し、インド太平洋諸国に対し、20億ドルの支援を表明しました。

 海洋進出を強める中国への対抗を念頭に巡視船を含む海上安保設備の供与や海上輸送のインフラ支援を行うということです。

 岸田総理大臣:「強い国が弱い国を軍事的に威圧する、そんな弱肉強食に戻ってしまうのか。ウクライナはあすの東アジアかもしれないという強い危機感を抱いています」

 また、「防衛費の相当な増額を確保する決意だ」と改めて強調したうえで、サイバー・セキュリティや経済安全保障など「平和のための『自由で開かれたインド太平洋プラン』」を来年春までに示すと表明しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/94b112285f915ece663522853d0e0ab53cd41521