ただ、面白いのはインドは原油をロシアから安く買っているだけでなく、その原油は欧米諸国に転売されているらしいということである。

Wall Street Journalの報道だが、インドのエネルギー会社はロシアの原油を仕入れ、それを自国内で精製することでインド産の商品として市場に流し、それが米国市場に流入しているという。

また、Bloombergによれば、イギリスの石油大手Shellはラトビアに輸出されたロシア産原油をラトビアで他国産のものと混ぜることで、ヨーロッパ向けの商品にロシア産のものを混入させているという。ロシア産のものが49.9%以下ならばロシア産にはならないという解釈らしい。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/25200



「エクソンは神より多く稼いだ」-バイデン氏がガソリン高騰で批判

バイデン米大統領は10日、エクソンモービルなど石油会社がガソリン価格の高騰につけ込んでいると批判した。この日発表された5月の米消費者物価指数(CPI)統計では、前年同月比伸び率が40年ぶりの高水準を更新した。


https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-11/RDAJRBT0G1KW01?srnd=cojp-v2

  バイデン大統領はロサンゼルスの港で開かれたイベントで、「われわれはエクソンの利益を周知させるつもりだ。エクソンは昨年、神より多く稼いだ」と指摘した。