業務スーパー創業者が「地熱発電」に挑戦  世界3位の眠れる資源活用「やりとげる」 大病乗り越え・・・日本の将来に強い思い

6/12(日) 10:30配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/42eb767cf9362736a49c3072dbb73db4b0fb3c4e

 ウクライナ危機や円安を背景に燃料価格などの高騰が続く中で、注目されているエネルギーがある。
 地熱だ。

 4つのプレートが地下にひしめき合う火山国・日本は、「地熱大国」でもある。その地熱を利用した発電に、まったくの異業種から飛び込み、挑んでいる人物がいる。

 全国で960店舗以上を展開する「業務スーパー」の創業者・沼田昭二さん、68歳。

業務スーパーの経営を長男に引き継ぎ、2016年、地熱開発などを行うための新会社「町おこしエネルギー」を立ち上げて日本全国を奔走している。

 エネルギー自給率が主要先進国の中で最低の11.2%と突出して低い日本だが、地熱資源量は米国、インドネシアに次いで世界第3位。

 一方で、実際に導入されている設備容量は世界10位、全発電電力量に占める地熱発電の割合も、わずか0.3%と極端に低い。

 異業種から地熱発電に挑戦する沼田さんをテレビ朝日アナウンサーの山口豊が取材、日本がいかに「眠れる資源」を活用してエネルギー自給率を高めていくべきか、その道筋を考える。