ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナから、静岡県御殿場市に避難した家族が、市役所を訪れ支援への感謝を述べました。

御殿場市役所を訪れたのはウクライナの首都・キーウに住んでいたインナさんと、中学生の息子、小学生の娘それにインナさんの姪の4人です。

市内の乗馬クラブ「岡本ライディングクラブジャパン」がフェイスブックに書き込んでいた就労を含むウクライナ人支援を、インナさんが見つけ御殿場市への避難を決めました。

4人は11日から市営住宅に入り御殿場市での生活をスタートしており、13日、インナさんは涙を浮かべながら安全な生活ができていることに、感謝の言葉を述べていました。

避難したインナさん 
「子供たちが日本はとても安全な国だと思ってくれている。だから来てよかったと思っている。すてきな未来をここ御殿場で願っていますし、私たち自身も助けてくれた御殿場の人たちのために、何か手助けをしたいと思っています」

市は4人に加えインナさんの友人5人も受け入れる予定で、支援チームを作り日本語研修や就労のバックアップをしていく予定です。

https://www.fnn.jp/articles/-/374696