原発・天然ガス「持続可能」に反対
欧州議会合同委が採択
2022年6月15日 14:30

【ブリュッセル=竹内康雄】欧州議会の経済金融と環境の合同委員会は14日、持続可能な経済活動かどうかを示す「タクソノミー」に、天然ガスと原子力発電を含める欧州委員会案に反対する文書を採択した。同文書は今後、本会議で採決されるが、結果次第ではEUの従来方針が修正される可能性がある。

投票結果はガスと原子力を含めることに反対が76、賛成が62、棄権が4だった。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61727100V10C22A6EAF000/



欧州議会委員会、ガス・原子力の持続可能指定に反対

[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州議会の2つの委員会は14日、天然ガスと原子力エネルギーへの投資を持続可能とみなす欧州委員会の「タクソノミー」案に反対する決議案を可決した。

決議案はガスと原子力について、欧州連合(EU)の法律に基づくと持続可能なエネルギーとはみなせず、「グリーン」に区分することは投資家を混乱させるとしている。

同決議案は7月上旬に本会議で採決にかけられる。議員の過半数が支持すれば、EUの提案は否決される。
https://jp.reuters.com/article/eu-regulation-finance-idJPKBN2NV0Z1