進むロシア実効支配 住民投票準備／ルーブル流通／パスポート配布 領土編入へ動き加速
https://mainichi.jp/articles/20220614/ddm/012/030/154000c
ウクライナ侵攻を続けるロシア軍は苦戦を強いられながら、東部や南部で実効支配地域を広げている。プーチン政権はこれらの地域を自国に組み込む動きを加速中だ。ロシアにあらがおうとしながらも、現地の人たちが統治を受け入れ始めた実態を追ってみた。
「我々は（住民投票について）専門家やロシア政府の代表と相談している。全ては法的に完全に正しい形式で行われるだろう」
ロシア軍が大半を支配するウクライナ南部ヘルソン州で親露派暫定政権トップを務めるサリド氏は9日、露国営放送でロシア編入に関する住民投票の準備をすでに始めていることを明らかにした。
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