ブラジル南東部ミナスジェライス州の保健当局は14日、州内でウイルス感染症「サル痘」による死亡が疑われる例が1件報告されたと発表した。
11日に報告された。

海外渡航歴はなく、接触者で症状が出ている人はいないという。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は14日、ブラジルの報告についてWHOが検証を進めているとした。
サル痘は欧米を中心に感染が拡大しているが、アフリカ以外で死者は確認されていない。

ブラジルでは、これまでにサル痘の感染が3件確認された。
いずれの患者も欧州への渡航歴があった。

https://www.sankei.com/article/20220615-DH6LBQCU2NIOTENYRWLIJM7GLM/