2021年、生徒に「バカ」などの言葉を使い不適切な指導を繰り返したとして懲戒処分を受けた仙台市立中学校の教諭が、ほかにも、持病の影響で足を上手く動かせない生徒に「人間の足の動きじゃない」などの暴言を浴びせていたことがわかりました。

 仙台市青葉区の中学校に勤務していた30代の男性教諭は、2021年、複数の生徒に「バカ」「アホ」などの言葉を使うなど不適切な指導を繰り返したとして、減給の懲戒処分を受けました。関係者によりますと、この教諭は、ほかにも、足の骨に形成不全のある1年生の男子生徒に対し「お前は人間の足の動きじゃない」「その足では和式便所が使えない」などの暴言を浴びせていたということです。この生徒は、不登校となり現在も通学できていません。

 仙台市教委は2021年、男性教諭の懲戒処分を発表した際、これらの暴言や不登校については、公表していませんでした。保護者は、tbcの取材に「また登校が再開できるよう真摯に対応してほしい」としています。

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